清水早希(ガラス・金彩) 葡萄酒のグラス
¥7,700
SOLD OUT
作家:清水早希 (ガラス作家)
Artist情報: https://mamica-m.com/artist/1255
NEWS:2020年10月グループ企画展覧会「森は生きている展Ⅱ-どうぶつたちのカーニバル-」に参画予定。https://mamica-m.com/exhibition/411
口直径9x高さ10.5x底直径5.8 重さ149g 160mlくらいはいります。
手に持ちやすく適度な大きさと安定感のある葡萄酒のグラス。
透明の吹きガラスに金彩が施されています。
大変繊細に施された細やかな模様、その絵柄をよく見ると、まるで物語から飛び出してきたような、葡萄の葉や実に囲まれた中にキョトンとした表情の一匹のオオカミのような動物がいて、おもわず微笑みが浮かびます。
清水早希さんの想像力豊かなファンタジーな世界感と見事な細やかな金彩の技が融合しています。
金彩の制作工程は、
まず、吹きガラスで本体を作り、次にリューターという工具でガラス表面に絵柄を彫り(この作品の場合、動物のシルエットを残しながら周りを彫っていきます)この段階では彫った部分は仕上がりよりも白くザラザラしています。次に金液という絵具(金を特殊な有機溶剤で溶かした液体状の塗料)を筆を使って金に仕上げる部分に塗布します。そして、電気炉に入れて焼成します。焼き上がりは純金に近い金の膜が焼き付きます。(純度95%程度)電気炉で温度を上げることで彫った部分がほんの少し溶けてしっとりした擦りガラスになります。
ガラス生地に絵柄を彫る工程はやり直しが出来ないため、時間をかけて慎重に進めます。金液で着彩していく工程についても、基本的にはやり直しが出来ないので集中力を切らさないように進めます。絵柄によっては息を止めたりもします。
このようにしてこの葡萄酒のグラスはつくられています。
葡萄酒、朝のジュース、お気に入りのマイグラスとして使いたくなります。
贈り物にも喜ばれます。