作家：中野雄次 (ガラス作家（吹きガラス））
Artist情報：https://mamica-m.com/artist/777
展覧会情報：ギャラリー企画展覧会2021・4・15～4・25「中野雄次ガラス展」
https://mamica-m.com/exhibition/2673


一つ一つ手づくりで制作しておりますので、同じ作品でも形や色に少しの違いや、手づくりガラスならではの道具の跡が御座います。ガラス素材そのものの美しさと、手づくりの暖かさをお楽しみ頂ければ幸いです。中野雄次


作品＃N-4 　
サイズ約：口直径4（8）、高さ14　重さ600ｇ


「玲瓏」シリーズは作家が「光り輝く模様のような玉」をイメージして、吹きガラスで、銀などを発色剤に数種類の鉱物などをあわせて反応させ制作されている作品です。その時々で発色の仕方が変わり、反応の出方も変わりすべて違ってくるそうです。
同じものは二つと無い、すべて一個づつしかつくれない唯一無二の作品です。


独特な複数の色が重なり混ざりあってマーブルのような模様が現れている、とても美しくファンタジック、アールヌーボーのような雰囲気のある作品です。ワインレッドのような深みのある赤のような色をベースに複数の色が重なり混ざりあっています。


ガラスは光の当たり具合、外の光、家の中の照明の光、色々な様相を見せ変化します。中野雄次さんが選び表す色の美しさとマーブル模様を眺めているだけでも惹きこまれるようです。

鉱物・金属の発色剤とガラスの化学反応による模様の仕上がりが制作しているときには見えず、しばらくしてから模様が現れてくるそうです。展覧会には、作家が模様が綺麗に美しく出て現れてる作品だけを選んで、出品されています。
この花器は、作家自身からみても模様の出方も、形も、全体すごく良い出来栄えの作品だそうです。
ワインレッドのような地の深い美しい赤色に、正面、横、後ろ、と流れるようにとても美しくマーブルの模様が現れており、秀作です。とても素晴らしい作品です。画像では、うまく模様が見えにくいのでぜひ、実物をできればご覧いただきたい作品です。
記念になる贈り物などとしても、良いかと思います。