松尾由美(ガラス・パートドヴェール) どんぐり
¥6,600
SOLD OUT
作家:松尾由美 (ガラス作家)
Artist情報: 94https://mamica-m.com/artist/640
NEWS:実店舗常設展示で定番品を展示販売中。2020年現在~8月くらいまで
MY-010
サイズ:口直径4.5x高さ7(蓋の飾り含む) 重さ89g
とても小さなどんぐりが蓋のモチーフに施された、蓋物です。
ころんとしたどんぐりが蓋に横たわってのっており、
ほのぼのとした様子があいくりしい作品です。
グレーとブルーの中間のようなブルーです。光によって薄いブルーにもなります。
一日の陽ざし、光の透け方により、さまがわりした色合をみせてくれます。
飾っておくだけでも、その形や色をお愉しみ頂け、アクセサリーをいれたり、
玄関や部屋において、お香やスパイス、などをいれて、蓋を開けた時に匂いを楽しんだりしてもよいかもしれません。
とても小さくて細やかな作業でしあげられています。
植物をモチーフにしたオブジェなどをガラス・パードドヴェールで制作する松尾由美さんの作品です。ロウで原型を掘り出してつくり、そこから型をつくります。石膏型をつくったら、
ガラスの粉を詰めて焼成して、石膏型を割って中からガラスを取り出し表面を研磨して完成させます。石膏型を割るため、一個の石膏型につき一個しかつくれません。
複雑でたくさんの工程を経て出来上がってくる制作方法です。使われているガラスの粉も、作家が調合して、たくさんの色の粉を、つくりためておきます。先端の細やかさ、形のうつくしさ、色の重なり具合、発色、色の組み合わせかた。熟練の技術と勘と色に対する感性によって表現されています。肩を割って中からガラスを出す瞬間が一番わくわくするそうです。その時に、先端の細かい部分が壊れてしまわないよう、細心の注意を払って、長い工程を経て、やっと完成しできあがってきます。窓辺に置いて光を透した時、家の中で夜の灯りなどを透したとき、一日の中で変化して、姿を変える、ガラスの色と形の美しさに目が癒されます。